配当・株主優待が充実する企業を紹介するこのシリーズ。
先日紹介したキングジムに続き、2021年NISA枠を活用した株主優待投資検討中の方に、アイデア投資家が投資ビギナーの家族に勧める目線で、今回も6月優待企業を紹介する。
・6月優待企業 記事
これまで述べた通り、選定企業の基準は、投資ビギナーの家族に勧めるケースを想定し、以下の3点を特に意識した。
1.業績の振れ幅が少ない=業績が安定的。
2.生活に役立つ優待が期待できる=興味を持てる、ユーザー目線で企業を見れる。
3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる=長期保有で優待+αのメリットあり。
今回紹介するのはサニーサイドアップグループ<2180>。
PR会社で、企業広報、商業施設やホテルのPR&プロモーション、スポーツマーケティング、エンタテインメントのプロデュース等を手掛ける。
マーケティング・コミュニケーション事業、SP・MD事業、スポーツ事業、bills事業、開発事業を展開。
所属するスペシャリストは、中田英寿、前園真聖、白井健三、コシノジュンコなど。
アジア・欧州中心に海外プロモーション施策に注力し、2019年にインフルエンサーマーケティング事業でGunosyと業務提携。合弁会社設立。
・サニーサイドアップグループ IRページ
IR情報 | PR会社 | 株式会社サニーサイドアップ | SUNNY SIDE UP Inc. (ssu.co.jp)
前述の基準に照らし、2つの項目を満たすと判断した。
1.業績の振れ幅が少ない→Yes
サニーサイドアップグループの売上高・営業利益の15年間推移は、売上高は右肩上がりで2021年度はコロナの影響をもろともせず、過去最高だった2019年度に並ぶ見通し。
営業利益は2016年度から横ばい傾向で、2019年度の最高益更新まだ先の見通し。
一方、営業キャッシュフローは、2017年度からプラス水準を維持。フリーキャッシュフローも最近はプラス水準の傾向で、2020年6月時点の現金・現金等価物水準は過去最高レベルに積みあがった。
2.生活に役立つ優待が期待できる→Yes
サニーサイドアップグループの株主優待は、6月末時点で200株以上保有している場合、自社運営レストラン優待券が贈呈される。
これは、指定メニュー1品およびソフトドリンク1杯無料になる。
株式情報 | IR情報 | PR会社 | 株式会社サニーサイドアップ | SUNNY SIDE UP Inc. (ssu.co.jp)
3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる→ No
2021/6/1時点の株価でみると、1株あたり2円の配当実績なので、配当利回り(税引前)は0.25%。