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IPO投資 142連敗後のダイレクトマーケティングミックス当選と投資成績

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FISCOのソーシャルレポート記事用に作成したものが没になったので、こちらで掲載する。※2020年10月5日9時に執筆

 

アイデア投資家は2018年年初のMマート<4380>からIPO投資にチャレンジしており、2020年10月上場のタスキ<2987>まで142連敗中だった。

 

今回、ダイレクトマーケティングを通じた営業ソリューションを提供するダイレクトマーケティングミックス<7354>のIPOに当選し、始値で保有株式の売却を行った。


IPO企業の株式を公募価格1株2700円で入手し、上場始値で売却することで利益獲得を目指す投資スタイルは勝率9割とも言われており、そのチャンスを得たが、始値売却が公募価格割れ2600円とマイナス損益になり、残念ながら勝者になれなかった。

 

向かい風の1つとして考えられるのが、株式相場全体が米国トランプ大統領のコロナ感染でリスクオン、悪化したことが挙げられるだろう。
また10月1日に発生し、今も原因究明が続く東証のシステム障害により、1日分の株式売買がストップしたことで、先週上場して10月2日にようやく始値がついたヘッドウォータース<4011>、アクシス<4012>や、始値がつかないタスキの取引が10月5日にキャリーオーバーしており、需給関係が悪化した。

 

一方、追い風だったのは先月末に公表されたキオクシアホールディングス<6600>が、株式売出し中止と上場手続きの延期を決定した。元々10月6日とダイレクトマーケティングミックスと1日違いの上場日だったので、需給関係が改善した。

 

今回の経験も糧にアイデア投資家は、再度年内のIPO当選と、始値での保有株式の売却による利益獲得に再挑戦したいと思う。