2020年も残り3か月を切った。
本日はNISA枠が残っており株主優待投資を検討している方に、株主優待ハンドブックという書籍から、アイデア投資家が投資ビギナーの家族に勧める目線で、12月優待企業3社を紹介する。
・9月度対象企業の紹介記事
・日経ムック 株主優待ハンドブック 2020-2021年版
株主優待ハンドブックの良いところは、優待実施企業1500社がカバーされており、優待内容に加えて、企業ごとに配当利回り、PER、PBRなどの主要指標が、権利確定月別に掲載されていること。
今回選定企業の基準は、投資ビギナーの家族に勧めるケースを想定したので、以下の3点を特に意識した。
1.業績の振れ幅が少ない=業績が安定的。
2.生活に役立つ優待が期待できる=興味を持てる、ユーザー目線で企業を見れる。
3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる=長期保有で優待+αのメリットあり。
リンク先として、楽しい株主優待&配当さまのサイトを活用させて頂いた。
今回まず紹介するのは大塚ホールディングス<4578>。
大塚製薬を中軸とする持株会社で、医療、ニュートラシューティカルズ(機能性飲料等)、消費者向け(飲料・食品)事業を展開。
前述の基準に照らしてみて、それぞれ満たしていると判断した。
1.業績の振れ幅が少ない→Yes
売上高・営業利益の10年間の推移、キャッシュフローの同じく10年間の推移をみると、安定的と言えるだろう。
2.生活に役立つ優待が期待できる→Yes
大塚ホールディングスは、医療、ニュートラシューティカルズ、消費者、その他の4つの事業セグメントを展開していて、消費者事業に関連した優待特典になっている。
2019年は、投資家向けページにあるように、ポカリスエット、オロナミンC、カロリーメイト、ソイジョイ、ボンカレー関連商品などが優待品に選ばれた。
3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる→Yes
2020/10/09時点の株価でみると、1株あたりの配当 100円だと、配当利回り(税引前)は2.36%になる。