先月米国株のSynopsys <NASDAQ: SNPS>への投資を実行したが、そのきっかけとなった投資サービスMotleyでの推奨理由を昨日に続いて紹介する。
・Synopsys 紹介記事
www.investor-2018.com
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・ リスクと売り時
Synopsysの株価は2019年に4割り上昇しており好調だ。過去5年で3倍になっている。
フィラデルフィア半導体指数は、業界の幅広いスナップショットを表し、過去最高水準にある。Synopsysの方が過去数年は素晴らしいできだったが、この2つのチャートは連動している。
・この上がり調子の時は全ての所に良いことが行き渡る。需要が増え、力強いパフォーマンス、上向きの見通しが半導体企業から出る。
しかし、投資家の熱狂にも関わらず、先には厳しい状況が待っていることを示唆している。もし米中貿易戦争がなくても、今年の市場予想は穏やかな成長もしくはあからさまな減少になると見ている。
もし起きても、Synopsysは他の多くの半導体企業よりより耐えられると考えている。
ダウンサイクルに陥っても、このビジネスは耐えられると考えているが、株価から幾分かのプレミアムは消えると予想している。
・ボトムライン
世界半導体貿易統計によると、過去に2期間のみ半導体ユニットの販売が減少したことがある。それは2000~2001年のドットコムバブルと、2007~2009年の大恐慌の時。
Synopsysの成長はその直後から始まり、2001年に減少して以降、力強く立ち直った。
サイクル変動のある半導体業界において、本当に骨のおれる活躍をしている。
ボラティリティとは無縁のよりながい上昇に向かう動きに、計算や接続に依存した世界がある。必須のツールを持つメーカーとして強力なリーダーシップを備えたSynopsysは、長期での他を寄せ付けない成長機会がある。