Motleyの記事"Why You Can’t Invest in Flipkart Yet"で、世界二の人口を抱える大国インドで拡大するネット通販セクターへの投資アイデアを考察していて、以下に紹介する。
・今年Amazonやアリババが人々にリターンをもたらし、インドのFlipkart に投資したい所だが、非上場企業である。2007年設立で今年上場の噂が流れたが、eBay、テンセント、Microsoft、Softbankが計40億ドル出資し、立ち消えた。
・インドの人口動態は、2/3が35歳以下の若者で占められていて、今後20年はたくさんの働く世代による経済成長や消費が期待できる。
・こういった背景があり、人々はFlipkartにいち早く投資しようとしているが、代替案1つにETFのiShares MSCI India ETF (NYSEMKT:INDA)がある。ここには消費者向けビジネスをする企業が含まれるが、銀行やエネルギーなどにも投資しており、フォーカスが足りない。
・そこで、インド市場に2012年に参入したAmazon。後発なのでキャッチアップに50億ドル投資しようとしている。これは、10年以内に米国に次ぐマーケットプレースになると考えている。
・従って、Amazonに投資するのが、Flipkart 上場まではベストな選択肢だろう。